○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本8件は
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第9 議案第31号 令和3年度
陸前高田市
一般会計補正予算(第10号)
○議長(
福田利喜君) 日程第9、議案第31号、令和3年度
陸前高田市
一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。 本件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎
総務部長(
戸羽良一君) 議長。
○議長(
福田利喜君)
総務部長。 (
総務部長 戸羽良一君登壇)
◎
総務部長(
戸羽良一君) 令和3年度
補正予算つづりの1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第31号、令和3年度
陸前高田市
一般会計補正予算(第10号)につきまして、命により
総務部長から御説明いたします。 今回の補正の内容でありますが、
新型コロナウイルス感染症対策事業者緊急支援金の交付に係る事業費の補正を計上しているところであります。 第1条は、
歳入歳出予算の補正でありますが、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,800万円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ219億3,183万7,000円とするものであります。 第2条は、
繰越明許費の補正でありますが、
繰越明許費の変更につきましては、第2表、
繰越明許費補正により御説明いたします。 次に、3ページをお開き願います。第2表、
繰越明許費補正、変更であります。7款1項とも商工費、
新型コロナウイルス感染症対策地域経済活性化支援事業費の補正前の金額415万1,000円を3,800万円増額し、補正後の金額を4,215万1,000円にしようとするものであります。 次の4ページをお開き願います。
歳入歳出補正予算事項別明細書、1、総括でありますが、お目通し願います。 次に、8ページをお開き願います。2、歳入であります。19款1項1目とも繰越金、補正額3,800万円であります。 次の10ページをお開き願います。3、歳出であります。7款1項とも商工費、2目
商工業振興費、補正額3,800万円、説明欄の
新型コロナウイルス感染症対策地域経済活性化支援事業費は、
新型コロナウイルス感染拡大により
市内経済に大きな影響を及ぼしていることから、本市の
独自支援策として、特に影響を受けている飲食業を営む事業者などを
対象に、
新型コロナウイルス感染症対策事業者緊急支援金を緊急的に交付するものであります。 以上で議案第31号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
◆9番(伊勢純君) 議長。9番、伊勢純。
○議長(
福田利喜君) 9番、伊勢純君。
◆9番(伊勢純君) 今回の
支援事業のまず
事業内容についてお聞きしたいと思います。
対象者でありましたり金額でありましたり、そういう内容について御説明願います。
○議長(
福田利喜君)
当局答弁。
◎
商政課長(
木全洋一郎君) 議長。
○議長(
福田利喜君)
商政課長。
◎
商政課長(
木全洋一郎君)
商政課長から御説明いたします。
対象者についてでございますが、令和4年3月1日時点において市内に事業所を有している
中小企業者で、年間の
事業収入が100万円を超えていることになります。この
年間事業収入は、平成30年以前のところであれば
令和元年の段階の
年間事業収入になりますし、平成31年1月1日以降ということであれば開業翌月から12か月というところでの
年間事業収入が100万円を超えているところということになります。
対象業種でございますが、飲食業、こちらは特に夜の影響が大きいところでございますので、午後8時を超えて営業しているところとお昼のところと2つの
カテゴリーがありまして、夜のところは50万円、その他の夜ではないところは30万円としております。もう一つの
カテゴリーが宿泊業、こちらは全体として1
事業所当たり30万円としております。 また、今申し上げた飲食、宿泊業にお酒を卸している業者と、
酒小売業者に関しましても20万円を支給させていただき、
タクシー並びに
運転代行業、こちらに対しても20万円を支給しているものでございます。
◆9番(伊勢純君) 議長。9番、伊勢純。
○議長(
福田利喜君) 伊勢純君。
◆9番(伊勢純君) 本市の
コロナ対策、コロナの影響への対策の
支援事業、これまで
様々事業者に
アンケートを取りながら調査をして、その上で
支援内容を決めるという手順であったと思います。今回も
アンケートを行ったようですが、その
アンケートを行って、今回はどのようなことが明らかになった、あるいは市内の業者さんがどういう状況だったのか等について、
アンケートの結果についてお知らせください。
○議長(
福田利喜君)
当局答弁。
◎
商政課長(
木全洋一郎君) 議長。
○議長(
福田利喜君)
商政課長。
◎
商政課長(
木全洋一郎君)
商政課長からお答えいたします。 こちらの
アンケートにつきましては、
一般質問の答弁でもその時点のものをお答えいたしましたが、あれからまた新たに回答が来ましたので、最新の状況ということで、一昨日の
集計段階というところでございますが、
事業復活支援金を少し意識しているところもございまして、特に昨年11月から今年の1月までというところで、
令和元年のものと比べたところということで申しますと、全体を通じて295の回答をいただいているようなところでございますが、50%以上落ちているところが154、すなわち52.2%のところがこれだけ落ちてございます。30%以上50%未満のところが54、18.3%というところになっていまして、全体を通じてかなり厳しい状況というふうに認識をしてございます。 業種別におきましても、やはり今申し上げた飲食、宿泊といったところが非常に大きな影響を受けているというふうに認識をしているところでございます。
○議長(
福田利喜君) ほかに質疑はありませんか。
◆14番(
藤倉泰治君) 議長。14番、
藤倉泰治。
○議長(
福田利喜君) 14番、
藤倉泰治君。
◆14番(
藤倉泰治君) 私も一言お尋ねいたします。 この
新型コロナウイルス対策事業は、
地域経済活性化というふうな意味もあるというふうに思うのですが、これまでの様々な本市の取組をされてきて、
地域経済循環などあって、さらにこれからと、
陸前高田市の
経済活性化の大事な方向性も注目されると思うのですが、ぜひその辺について
商政課長に答弁いただければと思います。
○議長(
福田利喜君)
当局答弁。
◎
商政課長(
木全洋一郎君) 議長。
○議長(
福田利喜君)
商政課長。
◎
商政課長(
木全洋一郎君)
商政課長からお答えいたします。 まさに今回の
緊急支援金に関しましては、
新型コロナの蔓延というところで、本来我々
市民レベルがこういった飲食店をはじめとするところを支えたいというふうに考えているところですが、
コロナ対策を考えて、そうもいかないというところでございますので、こういった支援金を支給するところに至っております。 一方で、今議員御指摘のとおり、
市民自身が
地域経済循環を意識して買い支える、そしてその結果が地域、市内を循環して自分のところにも戻ってくると、こういったいい循環をつくっていくことが重要と考えております。 具体的には、まさに本日から
地場産品推進の店というキャンペーンがスタートしております。幾つかもう先んじて看板等を掲げてくださっているお店がございますが、
陸前高田のもの、魚介類などは近隣のところも少し入れてございますが、そういったところを使っているもの、そしてそれを積極的に消費者、お客様にお示しして、高田のこういうものを使っているのですということをお示ししているところに対して
地場産品推進の店というステッカーを貼らせていただき、かつそれをより多く使っているところには特選という形で表示をさせていただき、それを
観光物産協会のほうに委託をしているものですから、
観光物産協会のホームページでまとめて、このお店はこういうものを進めておりますということを市民はもちろんですが、いずれコロナ後に訪れるであろう訪問者の方々にもPRをしていくというふうに考えておりますので、そういったことを通じて、
市民自身がそのお店に入ってそのお店にお金を落とすこともそうですが、それによってそこに納めている農業者、漁業者の方にもお金が回っていく、そういった循環をつくっていくことが特にこれから先大事なことだと考えているところでございます。
○議長(
福田利喜君) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) これにて質疑を終結いたします。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第31号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。
○議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 討論なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより議案第31号を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
△日程第10 請願第1号 再審法(
刑事訴訟法の
再審規定)の改定を求める
意見書提出を求める請願について
○議長(
福田利喜君) 日程第10、請願第1号、再審法(
刑事訴訟法の
再審規定)の改定を求める
意見書提出を求める請願についてを議題といたします。 本件に関し、委員会からの報告を求めます。
総務常任委員会委員長、
中野貴徳君。 (
総務常任委員会委員長 中野貴徳君登壇)
◎
総務常任委員会委員長(
中野貴徳君)
今期定例会において本委員会に付託されておりました請願第1号、再審法(
刑事訴訟法の
再審規定)の改定を求める
意見書提出を求める請願についてを審査するため、去る3月14日に本委員会を招集し、審査を終了いたしましたので、審査の経過と結果につきまして御報告いたします。 本請願の内容は、再審法(
刑事訴訟法の
再審規定)を改定するよう
日本国政府に対して意見書を提出することについて求めているものであります。 審査におきましては、請願者から、
再審制度は誤って有罪とされた
冤罪被害者を救済することを目的とした制度であるが、現行の
再審制度は
再審請求手続における全面的な
証拠開示が制度化されていないことから、公平な裁判を受ける権利に反している旨の説明がありました。また、
再審開始決定を得た事件において、検察による
再審開始決定に対する
不服申立てにより
再審請求が無駄に長期化し、いまだに再審が開始されていない事件がある旨の説明があったところであります。 以上のことを踏まえて、請願の趣旨と照らし合わせた結果、再審法(
刑事訴訟法の
再審規定)の改定について、法律の専門家ではない私
たち地方議会が意見書を提出すべき事案なのか疑問に思うとの意見や、これまでの
国会審議等において、改正に前向きな議論がなされてきていることから、弁護士や裁判官などの法曹界の判断などを参考にしながら、その方向性を見極めていくべきではないかとの意見がありました。 一方で、
再審開始決定後において、検察の申立てにより再審が長期にわたり開始されないのは、
法律そのものに不備が多いと考えられること、また国民の権利に関する問題を
地方議会として意見を出していくことは必要なことであり、法改正の議論を進めるためには有効であるとの意見が出されたところであります。 結果といたしましては、採択、不
採択双方の意見に分かれたことから、本委員会といたしましては、
起立採決の結果、不採択とすべきものと決した次第であります。 なお、本請願の審査に当たりましては、
委員全員が出席し、請願者及び
紹介議員から
請願趣旨に関する説明を受け、慎重に審査したことを申し添え、
総務常任委員会の報告といたします。
○議長(
福田利喜君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次これを許します。 9番、伊勢純君。 (9番 伊勢純君登壇)
◆9番(伊勢純君) 請願第1号、再審法(
刑事訴訟法の
再審規定)の改定を求める
意見書提出を求める請願についてへの
賛成討論を行います。 本請願は、無実の人が有罪に、また獄中で無実を訴えながら命が尽きるなど、苛酷な冤罪を防ぐために、2つのことを
陸前高田市議会から意見書として提出することを求めています。 その1つ目は、裁判の
やり直しである再審のために、検察の全ての証拠を開示すること。これまで裁判の
やり直しによって無罪をとなった場合は、長い年月の果てにやっと再審にたどり着き、検察が持つ証拠を開示せざるを得なくなった場合に解決することがあります。証拠の開示を義務づける法律の規定が必要です。 2つ目は、再審を妨げる検察官の
不服申立てを禁止すること。何十年もかかってやっと再審開始が決まっても、検察官の
不服申立てによって取り消されるなど、事実上の再審なしの理由となっています。他の国の実例を1つ挙げますと、ドイツでは1964年に検察官の
不服申立てが禁止されたことで、裁判の
やり直しをすぐに始めることができています。日本では、再審を求めても
不服申立てにより無実を主張しながら20年、30年、場合によっては50年も裁判の
やり直しができない現実となっています。必要なことは、一日でも早い無実の罪からの解放、さらには容疑によっては死刑が行われる前に命を救わなければならないということです。 本請願内容は、既に県議会や他自治体でも採択されています。請願第1号への議員皆様の賛同をお願いし、
賛成討論といたします。
○議長(
福田利喜君) 以上で通告による討論を終わります。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 以上で討論を終結いたします。
○議長(
福田利喜君) これより請願第1号を採決いたします。 本件は、起立によって採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 よって、本件は原案について採決いたします。 本件は、採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
福田利喜君) 起立少数であります。 よって、本件は不採択と決しました。
△日程第11 請願第2号
加齢性難聴者の
補聴器購入に対する
公的支援制度創設について
○議長(
福田利喜君) 日程第11、請願第2号、
加齢性難聴者の
補聴器購入に対する
公的支援制度創設についてを議題といたします。 本件に関し、委員会からの報告を求めます。 教育民生常任委員会委員長、
及川修一君。 (教育民生常任委員会委員長
及川修一君登壇)
◎教育民生常任委員会委員長(
及川修一君) 令和4年第1回定例会において本委員会に付託されました請願第2号、
加齢性難聴者の
補聴器購入に対する
公的支援制度創設についてを審査するため、去る3月14日、本委員会を招集し、審査を終了いたしましたので、その審査の経過と結果につきまして御報告いたします。 本請願の内容は、加齢による難聴者の
補聴器購入に対する
公的支援制度を創設するよう国に対して意見書を提出することを求めるものであります。 審査の過程で、委員からは、誰しもが通る道であり、不安を抱えながら生活をするのは高齢者の負担になるという意見や、本市の高齢化率が40%近くとなっており、地域には独居の高齢者が非常に多い状況であり、補聴器を購入することが可能になれば、日々の生活の質が向上すること、また医療機関への通院の際にも、医療従事者等とのコミュニケーションが図れるようになることから、採択すべきとの意見がありました。 結果といたしましては、本請願の趣旨を了とし、
出席委員全員一致をもって採択すべきものと決した次第であります。 なお、本件の審査に当たりましては、請願者及び
紹介議員から
請願趣旨の説明を受けるとともに、当局から
補聴器購入に関する
公的支援制度の説明を徴するなど、慎重に審査したことを申し添え、教育民生常任委員会の報告といたします。
○議長(
福田利喜君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 討論なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより請願第2号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。 本件は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は
委員長報告のとおり採択されました。
△日程第12 発議第1号
加齢性難聴者の
補聴器購入に対する
公的支援制度の創設を求める意見書の提出について
○議長(
福田利喜君) 日程第12、発議第1号、
加齢性難聴者の
補聴器購入に対する
公的支援制度の創設を求める意見書の提出についてを議題といたします。 本件に関し、提出者より
提案理由の説明を求めます。 教育民生常任委員会委員長、
及川修一君。 (教育民生常任委員会委員長
及川修一君登壇)
◎教育民生常任委員会委員長(
及川修一君) 発議提出案件つづりの1ページをお開き願います。ただいま議題となりました発議第1号、
加齢性難聴者の
補聴器購入に対する
公的支援制度の創設を求める意見書の提出についてにつきまして、教育民生常任委員会委員長より御説明いたします。 初めに、
提案理由でありますが、補装具制度の
対象とならない
加齢性難聴者の
補聴器購入について、全国統一の
公的支援制度の創設を求めるため、国の関係機関に対し意見書を提出しようとして提案するものであります。 次に、意見書の内容につきまして御説明いたしますので、2ページをお開き願います。
加齢性難聴者の
補聴器購入に対する
公的支援制度の創設を求める意見書であります。 加齢性難聴は、コミュニケーションを困難にするなど日常生活を不便にし、生活の質を落とす大きな原因となるばかりか、最近では鬱病や認知症の危険因子となることも指摘されている。この聞こえ悪さを克服し、音や言葉を聞き取れるようにし、日常生活を快適に過ごすことができるよう補完するのが補聴器であります。 我が国の難聴者率は、欧米諸国と大差はないが、補聴器の使用率は欧米と比べて低く、我が国での補聴器の普及が求められております。しかし、我が国において補聴器の価格は片耳当たりおおむね15~30万円であり、医療保険適用ではないため全額自己負担となっております。そこで国においては、身体障害者福祉法第4条に規定する身体障がい者である高度・重度難聴(両耳70デシベル以上等の身体障害者手帳6級以上)に対して、補装具支給制度により補聴器の購入に必要な補助を行っておりますが、その
対象者はわずかであり、多くの方は自費で購入しております。 欧米では、
補聴器購入に対し公的補助制度等があり、我が国においても、一部の自治体では高齢者への
補聴器購入に対し補助を行っているが、補聴器が更に普及すれば、高齢になっても生活の質を落とさず、心身共に健やかに過ごすことができ、認知症の予防、ひいては健康寿命の延伸、医療費の抑制にもつながると考えます。 殊にも、高齢化率が40.2%と高く、過疎傾向にある集落や災害公営住宅等における独居高齢者が多い本市にあっては、見守り訪問時の呼び出し音などが聞こえない方もおり、補聴器は日常生活に不可欠と思料します。 よって、国においては、こうした課題に対応するため、補装具制度の
対象とならない
加齢性難聴者の
補聴器購入について、全国統一の
公的支援制度を創設するよう強く要望するものであります。 1ページにお戻り願います。意見書の提出先につきましては、衆参両院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣を予定するものであります。 以上をもって発議第1号、
加齢性難聴者の
補聴器購入に対する
公的支援制度の創設を求める意見書の提出についての
提案理由といたします。何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 発議第1号は委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。
○議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 討論なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより発議第1号を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
△日程第13 発議第2号
海洋環境の変化等による磯焼け、貝毒の発生及び
主力魚種の不漁における原因究明と対策に係る意見書の提出について
○議長(
福田利喜君) 日程第13、発議第2号、
海洋環境の変化等による磯焼け、貝毒の発生及び
主力魚種の不漁における原因究明と対策に係る意見書の提出についてを議題といたします。 本件に関し、提出者より
提案理由の説明を求めます。 産業建設常任委員会委員長、鵜浦昌也君。 (産業建設常任委員会委員長 鵜浦昌也君登壇)
◎産業建設常任委員会委員長(鵜浦昌也君) 発議提出案件つづりの3ページをお開き願います。ただいま議題となりました発議第2号、
海洋環境の変化等による磯焼け、貝毒の発生及び
主力魚種の不漁における原因究明と対策に係る意見書の提出についてにつきまして、産業建設常任委員長より御説明いたします。 初めに、
提案理由でありますが、近年の
海洋環境の変化等による磯焼け、貝毒の発生及び
主力魚種の不漁について、その原因究明と抜本的な対策を早急に講じていただくため、国の関係機関に対し意見書を提出しようとして提案するものであります。 次に、意見書の内容につきまして御説明いたしますので、4ページをお開き願います。
海洋環境の変化等による磯焼け、貝毒の発生及び
主力魚種の不漁における原因究明と対策に係る意見書であります。 本市においては、磯焼けの被害が深刻となっており、資源回復のためにアワビ漁を2年間見送った一部地域もあるなど、磯焼け被害への抜本的な対策が急務となっている状況である。 また、本市海域においては、ホタテ貝、ホヤ等の水産物に貝毒(麻痺性、下痢性)が発生し、出荷の自主規制が頻繁化かつ長期化している状況であります。 加えて、本県沿岸地域の
主力魚種であるサケの水揚げが東日本大震災前と比較して大幅に減少しているところであります。 これらの漁業被害は、地球温暖化等に伴う近年の
海洋環境の変化等が原因の一つと考えられるが、水揚量や水揚額の減少と貝毒の発生による出荷規制の長期化は所業者のみならず、水産加工業や商業、観光業、物流分野等にも波及し、更には、
新型コロナウイルス感染症の影響による外食需要の減少もあり、漁業を取り巻く環境は厳しい状況となっております。 ついては、水産物の持続可能な水揚量等の再生・保全が重要であることから、国においては、水産業の振興のための方針を示し、必要な財源等を確保した上で次の事項について迅速に取り組まれるよう要望するものであります。 1、岩手県が令和3年3月にまとめた「藻場保全・創造方針」では、本市の藻場面積は、東日本大震災前と比較し、約86%も減少したことが確認されており、県内沿岸市町村で最大であります。磯焼けの抜本的な対策の実施を求めます。 2、貝毒の発生に伴う出荷の自主規制においては、出荷時期をずらす等の調整を行い、生産者が自主的に対策を行っているが、漁業経営には大きな影響が出ております。貝毒が発生する原因究明と抜本的な対策の実施を求めます。 3、
主力魚種であるサケの水揚量が減少していることについて、現状の水揚量の減少が継続した場合、親魚の減少により採捕放流事業が成り立たない状況になるものと危惧しております。原因究明と抜本的な対策の実施を求めます。 3ページにお戻り願います。意見書の提出先につきましては、衆参両院議長、内閣総理大臣、財務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、環境大臣を予定するものであります。 以上、発議第2号、
海洋環境の変化等による磯焼け、貝毒の発生及び
主力魚種の不漁における原因究明と対策に係る意見書の提出についての
提案理由といたします。何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 発議第2号は委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。
○議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 討論なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより発議第2号を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
△日程第14 発議第3号 ロシアによる
ウクライナへの
軍事侵攻に断固抗議し非難する決議について
○議長(
福田利喜君) 日程第14、発議第3号、ロシアによる
ウクライナへの
軍事侵攻に断固抗議し非難する決議についてを議題といたします。 本件に関し、提出者より
提案理由の説明を求めます。 17番、大坂俊君。 (17番 大坂俊君登壇)
◆17番(大坂俊君) 発議提出案件つづりの5ページをお開き願います。ただいま議題となりました発議第3号、ロシアによる
ウクライナへの
軍事侵攻に断固抗議し非難する決議についてにつきまして御説明いたします。 初めに、
提案理由でありますが、
ウクライナの人々の命と国家主権を守るため、ロシアによる
ウクライナへの
軍事侵攻に対して断固抗議し非難するため決議するものであります。 次に、決議の内容につきまして御説明いたしますので、6ページをお開き願います。ロシアによる
ウクライナへの
軍事侵攻に断固抗議し非難する決議についてであります。 2月24日、ロシアは国際社会の声を無視し、
ウクライナ領土への
軍事侵攻を開始しました。 既に攻撃を受けている都市や地域では、幼い子どもを含む多くの
ウクライナ国民の尊い命が奪われ、多数の負傷者が出ています。また、施設、建物、インフラが破壊されるなど、多くの被害が出ており、戦火を逃れ、避難する人々は、苛酷な避難生活を余儀なくされております。 今般のロシアによる
軍事侵攻は、国際秩序の平和と安全にも深刻な影響を及ぼす暴挙と言わざるを得ず、
ウクライナの国家主権と国民の人権を踏みにじる明白な国際法及び国連憲章の違反であり、どのような理由をもってしても決して許されるものではありません。 さらに、ロシア軍による
ウクライナの原子力発電所への攻撃や核兵器使用の可能性をも示唆するプーチン大統領の国際社会に対する威嚇は、唯一の戦争被爆国であり、福島第一原子力発電所事故を経験した、日本の国民として、断じて許すことはできません。 今、緊急に求められるのは、脅かされている
ウクライナ国民の生命と国家主権を守ることであります。 よって、
陸前高田市議会は、ロシアによる
ウクライナへの
軍事侵攻に断固抗議し非難するとともに、ロシア軍の即時・完全・無条件の撤退を強く求め、
陸前高田市の都市宣言である「非核平和都市宣言」(昭和60年)に基づく、世界の恒久平和の実現を切望するものであります。 何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 発議第3号は委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。
○議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 討論なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより発議第3号を採決いたします。 本件については、起立により採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
福田利喜君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
○議長(
福田利喜君) 以上をもって、
今期定例会に付議された事件は、全て議了いたしました。 この際、副市長から発言を求められておりますので、これを許します。
◎副市長(舟波昭一君) 議長。
○議長(
福田利喜君) 副市長。 (副市長 舟波昭一君登壇)
◎副市長(舟波昭一君) 令和4年第1回市議会定例会の終了に当たり、御礼の御挨拶を申し上げます。
今期定例会に提案をいたしました案件は、追加提案をいたしました議案を含め報告1件、議案31件でございましたが、議員の皆様方には慎重に御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御協賛を賜りまして、誠にありがとうございました。 議決をいただきました各案件につきましては、今後一層の配慮の下に、その執行等に遺漏のないよう努めるとともに、
今期定例会における議員の皆様からの御意見等を今後の市政運営に生かしてまいりたいと存じます。
今期定例会においては、令和4年度予算として、一般会計で約170億円を措置したところであり、また先ほどは
新型コロナウイルス感染症対策として飲食業者等への
緊急支援金に係る補正予算を上程したところでございますが、新年度におきましても引き続き関係機関と連携しながら、
ワクチン接種を計画的に推し進め、感染症予防対策を徹底しながら地域経済の活性化を図るとともに、コロナ禍の影響を受けた様々な方々への迅速な支援に積極的に取り組んでまいりたいと考えているところであります。 結びになりますが、新年度におきましても感染症の拡大防止に全力で取り組みながら、これまで以上に実効性、発展性のある事業展開を図り、
陸前高田市
まちづくり総合計画に掲げる持続可能なまちの創造を目指すこととし、
新型コロナウイルス感染症の収束後を見据えた交流人口の拡大や地域振興に資する事業を展開してまいりたいと考えておりますので、議員の皆様方におかれましても、今後とも一層の御支援と御協力をお願いする次第でございます。 以上、第1回市議会定例会を終了するに当たり御礼を申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(
福田利喜君) これにて令和4年第1回
陸前高田市議会定例会を閉会いたします。 午後 2時20分 閉 会...